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ランキング商品の気になる感想は?

檻の外 [ 木原音瀬 ]のレビューは!?

年齢不詳さん
凄い良かったです(>_<)やはり、木原さんは凄いなぁ。

20代 女性さん
講談社文庫の『箱の中』を読んだのですが、それに収録されていない『雨の日』と『なつやすみ』が読みたくて注文しました。 改めて一冊『檻の外』を読んでみて、情が愛に変化する方法には様々なものがあるのだと感じました。極限状態の出会いからこうして迎えるラストまで、読んでいて息が詰まる切なさをずっと感じていましたが、読み終えるとこのラストしかなかったんだろうなと、若輩ながら肯いた次第です “ひとを愛する”ということと、じぶんを慈しむということを、喜多川とともに教わったような気分です。

年齢不詳さん
せつないです。

年齢不詳さん
「予約」って文字に惹かれてつい。 木原さんは全部買ってるので、買いそびれのないように予約しました。 良かったです。もうすごい泣きました! 中よりも良かったな。 もちろん、全プレ応募しました。

40代 男性さん
この本を買ったのは、講談社文庫版『箱の中』の三浦しをんさん解説に「ノベルス版には文庫に収録されていない短編がある」とあったからでした。 (『箱の中』は『檻の外』の前作。講談社文庫版の『箱の中』には「箱の中」「脆弱な詐欺師」「檻の外」が収録されています)_ 届いたこのノベルス版を見た時、正直、店頭では買わない本だなと思いました。この装丁では男の自分が手に取ることはないと。 (文庫版の装丁が素晴らしいから余計にそう感じました。おそらく手をつないでいるであろうふたりの表情がこの話の芯を捉えています)_ BLには興味が持てない自分です。男の目から見ると納得できなくて。 しかしですね、やはり小説というのは奥深い。文庫版の『箱の中』を読んで、読んでみないと何が待ってるかわからないものだとあらためて思いました。 書店でのおすすめポップ「ダヴィンチにて〜芥川賞と評され」にひかれ何気なく買った文庫本。 痴漢の冤罪、刑務所内での話が軸なのかなと読み進めたら、これが違う。衝撃を受けました。 男としてはエグいなと思う場面も多いのですが、それよりこの愛に果たして決着はつくのか?と夢中で読みました。 家の見取り図、居間のところで指を回し「走ってみた」のシーン。出所を迎えにいけなかった日暮れの部屋のシーン。忘れられません。 そしてその続きであるこの「檻の外」。(このノベルス版はここからの話)_ 自分ではどうにもできない、でもどうにかしてあげたいという堂野の気持ちになりながら、読み進めました。 なんとか喜多川を「寂しい」から救えないだろうかと、途中からは幸せは麻理子とではないのではと思いながら。 気になった箇所もあります。失った子供への思いが弱いなとか、大柄な男を橋の上から落とせるものだろうかとか。 それでも、川から上がった後のあの手放しで泣かせたところ、初めて堂野が言えた言葉にはグッときました。 このノベルスでは短編「雨の日」「なつやすみ」が収録されています。(自分はこれが読みたくて購入)_ 「雨の日」は幸せな休日を描き、「なつやすみ」は「檻の外」のある子供が軸になっています。 そうか、こうしてこの愛の話は終わるのか。 堂野が少しうらやましい気もしました。全てを求めてもらえる愛かあ。 ぜひ前作の『箱の中』を先に読んでください。っていうか、読まないとわからないですよ。続けて読んではじめてこれが傑作だとわかります。

40代 女性さん
BLの芥川賞という噂があったので、「箱の中」と合わせて購入。親に放置され育った故に学も常識も知らない喜多川の幼くも一途な愛は切なさを超えて痛々しいほど。平凡だけれど清廉で情の深い男堂野との関係は恋愛という一言で語れるものではなく、刑務所という特殊な環境でしか育ちようもなかった...。純文学と言っていい作品。泣けます。

年齢不詳さん
箱の中の続編。 就寝前の読書が趣味なのですが、読んでる最中で涙が出てきて、眠れなくなり、最後まで涙してました。今まで色んな本を読んで、泣けた本は沢山ありましたが、読んだ後も涙し、色んな事を考えてしまう本は初めてでした。おかげで翌朝は目が腫れてました。 純粋すぎて、素直すぎて、切なすぎて…自分の中で全てにおいて○○に「すぎる」がつきます。

年齢不詳さん
かなり迷って購入。全プレ応募券がコピー不可なので切り取らなければいけなかったのが×。でも、小説はやはり買ってよかったと思えるものでした。

40代 女性さん
ダヴィンチで、芥川賞をとらせたいBLと紹介されてました。さほど期待せずに読んでみたら、もう、ずんずん嵌る。箱の中、檻の外と続けて一気に読んで、号泣。心が洗われました。人間が人間を愛するということ。幸せとは何か。うまく言えませんが、どんなに不遇でも、生きていく、幸せを見つけるというのは、その人の感じ方なのだなと。とにかく、みんなに読んで欲しい本です。

20代 男性さん
読んでいると辛くなるんですが、最後にちょっぴり愛されていたんだなと思えたので良かったです