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ポトスライムの舟 [ 津村記久子 ]のレビューは!?

40代 女性さん
芥川賞受賞と、題名にひかれて読みたいと思いました。 私には何が良いのか、あんまりわかりませんでした。 宮本輝氏の書評を読んでふ〜んと言う感じでした。

年齢不詳さん
複雑な環境を抱えた人物を淡々と描いています。内容的にはヘビーなのですが、客観的視点から書いているので読後はすっきりしました。個人的には併録の「十二月の窓辺」が意外感もあって面白かったです。ボリュームはちょっと物足りないかもしれませんが、さらっと読めてオススメです。

30代 男性さん
確かに、すっと読めますし、関西に在住した経験のある方であれば 『よく知る地名』が続出しますし【読みやすい】とは思いますが、本当に この程度で芥川賞 が受賞 できるんだぁ〜といった感じ。 津村記久子 さんの著作と芥川賞受賞作 と言うのは おいらにとって、今後、本を選ぶ選択肢からは、はずれそうです。 もともと、おいらが津村記久子 さんの論法と言うか 話の持っていき方に合っていなかったのかもしれませんね。 ポトスライムの舟を読んでみたい方は、おいらのレビューだけではなく ぜひ、他の方のレビューも参考になさって下さい。 おいらは、批判めいたことしか書けなかったですし、良い点をつけられる方も いらっしゃるはずですので。 ちなみに、関連画像では、同時購入した書籍を公開します

30代 男性さん
身近に感じられ、淡々と読めてしまえる作品でした。

30代 女性さん
ニュースになり早速注文しました。面白そうな内容なので楽しみです。

30代 女性さん
文章がとてもきれいで読んだ後も気持よさがのこりました。 内容は、正直あまりにも普遍的すぎていまいちでした。 実際にワーキンプアの私にとっては、「あーそうですか」という感じです。 言葉がキレイすぎて現実的にならなかったような気がします。

40代 男性さん
まじめに努力して大人になっても、物質的にも精神的にも充実した日常を手に入れられない現代日本女性の哀歌。 登場人物の女性たちは、学生時代の友人たちも、職場の先輩女性も、母親も、自分も、更には幼稚園に通う女児までもが、様々な困難と向き合って日々を送っている。しかし女性たちは誰一人として自分の境遇を他人や環境の責任にはしていない。 苦境に耐える彼女たちは「阿修羅像の右の顔」に共感し、「広目天」の表情からは困難に立ち向かう勇気と力強さをもらったのであろうか。 また、本作品は文章の女性らしい美しさが印象的であった。随所に配されている飾り気のない関西弁の口語が、文章の美しさを一層際だたせている。 ともすれば、さらりとした文章で淡々と読了してしまう短編であるが、是非、地図を開いて登場する土地の距離感を掴み、舞台となっている奈良各所の情景や社寺、仏像の情報を得てから読み返してみることをお勧めします。そうすれば、この作品の印象は大きく変わると思います。

30代 女性さん
人間の価値観は人それぞれだなと改めて感じました。 短編なので読みやすいと思い舞う。

30代 女性さん
芥川賞受賞作なので購入してみました。 短編ですらすらと読みやすかったです。ナガセの日常は特別なものではなく、普通に暮らしていて女性なら共感できると思います。 一緒に購入した「婚礼、葬礼、その他」もお勧めです。

年齢不詳さん
新聞に載っていた山田詠美さんの「蟹工船よりこれでしょう」という一文に惹かれて購入しました。 主人公ナガセは工場のラインで働く契約社員です。 彼女には過去に上司からの凄まじいモラルハラスメントが原因で、新卒で入った会社を退職し、その後一年を棒に振るという苦い体験がありました。 アラサー世代のナガセの友人が、専業主婦、離婚調停中の子持ち主婦、独立してカフェ経営といろんなタイプがいて、何故かナガセの家に居候する羽目になるのが面白かったです。 世界一周旅行の費用が自分の年収と同じ163万円。 ナガセはそれを貯めよう、働く糧にしようと思います。 他にもカフェの給仕パート、パソコン教室の講師と働き詰めに思えますが、何かをしていないと落ち着かないというナガセの生き方が、現代人の追い立てられる生活の悲哀を感じさせました。手帳に数字を書きこむ箇所も。 結婚に生きるか、仕事に生きるか。 アラサー世代の女性の悩みがもっと描かれていたら、と少しもの足りなさがありました。 表題作より「十二月の窓辺」の方が良かったです。